残る言葉

最近、たまたまつけたTVで「国際霊柩送還士」なるお仕事を

紹介しており、初めて聞く職業でしたが、海外で亡くなった

方が日本に帰るための手続きや腐敗処理などを行うお仕事だ

そうで、木村利惠氏のお話に衝撃を受けた方も多くいらした

かと思います。

「私たちはただ口を開けて待っているのではなくその人が亡くなった国にまで魂をつかみに行く」という思いで仕事をしています と話しておられ、

その使命感は見ている者にも伝わるものでした。

 

以前ブログに書かせていただいたNHKの「プロフェショナル」で紹介された

サービスマンの宮崎辰氏も番組の最後に

「自分ができるんだと思ったら、それはプロフェッショナルをやめる時だと思います。」と

おっしゃり、

TBSの「夢の扉」で紹介された、三菱航空機のチーフエンジニアの岸信夫氏は、

子供の頃からの夢である飛行機を造り、国産初のジェット旅客機開発を成功させ

「とことん落ちこまないと夢は引き寄せられない」との言葉で、

先週放送の工業デザイナーの宇田川信学氏は

NYの地下鉄をデザインが持つ力で再生させ、地下鉄犯罪が7割も減り、

「過去20年で最も影響力があるニューヨーカー100人」に選ばれ

「意志あれば道あり」と最後に言っていた言葉がとても印象的でした。

 

本日打ち合わせでお会いしていた方も、お勤めの会社を少しでも良くしたいとの思いが、

そのお手伝いをさせていただく私にも伝わり、 その思いが色々な事を繋げて行き、

人を動かす力となることを強く感じました。

 

いずれも、覚悟や使命感、信念を持った方々の言葉や思いであり、

ゆえに重く、深く心に響き、いつまでも残る言葉となるのでしょうか。