今週木曜日より、さっぽろ東急百貨店にて開催され
ている 阿部 俊明詩画展へと、ご受講いただいて
いますM子さん、Rさんと伺って来ました♪
中標津町で鮮魚店を営んでいた阿部さんは、19年
前に交通事故により両手足が不自由になり、1年8
ヵ月もの闘病生活ののち、口に筆をくわえての詩画
を始められ、お写真で使わせていただいた作品の、
美しく描かれた「もくれん」にひとめぼれし選びま
したが、1枚ずつ丁寧にクリアファイルに入れられたコピー画は、ファイルごといただけるのに、なんと500円とは驚きますが、他にも来年度の卓上カレンダーやポストカードや画集なども購入できますよ!
画廊には作者である阿部さんと奥様がいらっしゃり、M子さんよりご紹介していただきましたが、穏やかで丁寧に作品をご説明してくださる阿部さんと、知的で美しく、ユーモア溢れるお話しの奥様ですが、お二人にしかわからないこれまでの道のりと、互いを気遣う思いが作品にもあらわれており、絶望の中から見出した、強さと優しさを合わせ持った阿部さんの素敵な作品展は、8月13日(水)※最終日は午後5時まで、さっぽろ東急百貨店5階 美術画廊で開催されています。
そして昨日金曜日は以前「ミュシャ展」にお誘いいただいた、Nさんをお誘いして、近代美術館で開催中の「徳川美術館展」へ。
最初にお隣の小さなお部屋で無料で行われていた 近美コレクション「夏季名品選」へと進みましたが、何も知らずに入った先にそびえたつその花器は、エミール・ガレのものでした。
その後は「尾張徳川家の至宝」へとなりますが、入口で音声ガイドをレンタルしいよいよ中へ。
夏休みとあってお子様連れの方も多くいらっしゃり、混雑は予想していましたが、それでも人が多くて観えないという程ではなく、観るにつれ保存状態のよさに感動し、よくぞ230点あまりの展示をこの札幌でと感謝!!
そのせいか、鑑賞前にみた徳川美術館の関連グッツの一つであるファイルの数々は、シンプルなクリアファイルが良いと思っていた私は結構驚いて「これはちょっと・・・」と否定的だったはずなのに鑑賞後に再びみていると、国宝である初音蒔絵貝桶と初音蒔絵鏡台をあしらっているファイルが妙に美しく感じ、一体いつ使うのだろうと思いつつ、鑑賞用にと思わず購入。
2時間近くの鑑賞でのどが渇き、脚の疲れも感じており「お茶をしましょう」と近くを散策し、甘味処へと。
ほどよい甘さの冷たい白玉ぜんざいが疲れた身体に染み渡り、「美味し~い!」を繰り返していた私たちですが、あら?・・うふ、最後はやっぱり《花より団子》となりました・。*
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